何だかんだと言いながら、退職年から始めた本格的な投資も、2026年4月で、5年目にはいります。NISA制度も新・旧あわせて、2026年1月から5年目になります。
昨年は、例年と比べてコモディティーの上昇が異常なほどよかったです。特に、前半の「ゴールド」、後半の「シルバー」は目を見張るものでした。他の貴金属もすべて成績が良かったです。
個人的には、退職金を現金で持たずに、事前に投資する手法「プレ投資」に関連し、かなりの量のゴールドを購入していました。そのかいあって、大きく総資産額を伸ばすことができました。
ポートフォリオ戦略
[2026/05/03]
ゴールデン・ウイークということもあり、現時点でのポートフォリオの見直し等を考えてみようと思います。毎年、いろいろな出来事がありますが、今年は年初からの戦争、継続する関税、米国における債務問題、銀行の問題、経済状況に加え、中東、中国、ロシアなど多くの国において問題をかかえています。
現時点での、私なりの世界情勢に対する考えと、それに対応すべく、自分のポートフォリオをの見直しについて述べたいと思います。
| 私のポートフォリオの問題点 |
| これは、最近始まったことではなく、「貴金属」の割合が高すぎることです。関連して、現金比率が低すぎることです。 |
ほかの問題は、この2つに比較して、さほど大きな問題にはならないと思います。単純に思いつくのは、「貴金属」を売却して、現金比率を高めればよいだけです。しかし、何点か問題があります。一番は、貴金属売却に伴う「税金」の問題です。
それを一時的に回避する方法として、他のアセット、具体的には「債券」の売却を考えています。私の中では、「現金、債券、貴金属」は、同じカテゴリの安全資産と考えています。そこで、税金問題を回避するために、貴金属の替わりに債権の売却を考えました。
高利回りの現物債権は、正直にいうと、売却したくありません😭
しかし、個人的に考える、米国アセットの全面的な調整局面を考慮すると、現物といえども「債券」、それと「仮想通貨」や「株式」は、できるだけポジションを縮小しておきたいと考えました。
通貨の価値棄損や、相変わらず懸念される為替問題など、いろいろと考えられますが、オールシーズン的な対応として、現金は全て「円」にしたいと考えています。
| 貴金属の売却について |
| 先ほど、私のポートフォリオの最大の問題点について触れましたが、例え、税金の問題があっても、本当にそれが必要なら売却を実行します。これを実行しないのには、私なりの考えによるものです。 それは、長期的な世界情勢を考えた時、最終的には「現物の貴金属」が勝利だと、思っているからです。なので、ポートフォリオ上での割合は低くありませんが、現物の売却は考えていません。ただし、証券口座の貴金属は、税金のかかるギリギリで売却をしたいと考えています。 |
2026年 安全資産・比率
安全資産(現金、債券、貴金属:証券・現物)の資産比率(月初)
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
| 現 金 | 5.83 | 4.19 | 2.77 | 2.10 | 1.63 | 9.36 | ||||||
| 債 券 | 7.23 | 6.57 | 6.67 | 7.43 | 7.17 | 0.00 | —- | —- | —- | —- | —- | —- |
| 貴金属:証券 | 32.72 | 33.68 | 34.06 | 33.01 | 32.22 | 31.06 | ||||||
| 貴金属:現物 | 24.67 | 26.51 | 26.17 | 25.38 | 24.60 | 24.66 | ||||||
| 安全資産 | 70.45 | 70.95 | 69.67 | 67.92 | 65.62 | 65.08 |
精度は小数点以下2桁とする
2026年 投資状況
| No. | 分類 | カテゴリ | 07/01 | 06/15 | 06/01 | 05/15 | 05/01 | 04/15 | 04/01 | 位置付け | 保有期間 | 中期 | 長期 |
| 1 | 株 式 | 合 計 | 28.06 | 26.93 | 26.94 | 25.10 | 24.82 | ーーー | --- | 30 | 45 | ||
| 投資信託 | 23.09 | 21.86 | 21.75 | 20.23 | 19.84 | コア投資 | NISA口座 | 25 | 40 | ||||
| 日本株 含ETF | 4.51 | 4.61 | 4.71 | 4.42 | 4.51 | サテライト | 相場で売買 | 5 | 5 | ||||
| 米国株 | 0.46 | 0.45 | 0.47 | 0.45 | 0.48 | サテライト | 相場で売買 | 微 | 微 | ||||
| 2 | 債 券 | 現 物 | —- | —- | —- | 0.00 | 7.17 | 7.07 | 7.43 | 償還待ち | 精神安定用 | 5 | 0 |
| 3 | 貴金属 | 合 計 | 56.11 | 55.72 | 56.82 | 58.18 | 58.39 | --- | --- | 50 | 40 | ||
| 証券口座 | 31.46 | 31.06 | 31.74 | 32.84 | 33.01 | プレ投資 | 現金調整用 | 30 | 20 | ||||
| 現 物 | 24.65 | 24.66 | 24.75 | 25.33 | 25.38 | コア投資 | 超長期保有 | 20 | 20 | ||||
| 4 | 暗号資産 | 仮想通貨 | 7.33 | 7.99 | 7.77 | 7.37 | 7.25 | 10%以内 | 中長期保有 | ~10 | 10 | ||
| 5 | 現 金 | 法定通貨 | 7.33 | 9.36 | 1.63 | 2.28 | 2.10 | 5%以上 | 含む生活費 | 5~ | 5 |
| No. | 分類 | カテゴリ | 03/15 | 03/01 | 02/15 | 02/01 | 01/15 | 01/01 | 12/15 | 位置付け | 保有期間 | 中期 | 長期 |
| 1 | 株 式 | 合 計 | 23.73 | 23.69 | 24.32 | 21.11 | 20.39 | 20.11 | 20.14 | ーーーー | ---- | 30 | 45 |
| 投資信託 | 19.01 | 19.38 | 19.87 | 18.71 | 19.04 | 19.47 | 19.82 | コア投資 | NISA口座 | 25 | 40 | ||
| 日本株 含ETF | 4.27 | 3.85 | 3.98 | 2.12 | 1.07 | 0.49 | 0.27 | サテライト | 相場で売買 | 5 | 5 | ||
| 米国株 | 0.45 | 0.47 | 0.47 | 0.28 | 0.28 | 0.15 | 0.05 | サテライト | 相場で売買 | 微 | 微 | ||
| 2 | 債 券 | 現 物 | 6.85 | 6.67 | 6.87 | 6.57 | 6.76 | 7.23 | 7.34 | 償還待ち | 精神安定用 | 5 | 0 |
| 3 | 貴金属 | 合 計 | 59.98 | 60.24 | 58.53 | 60.18 | 56.41 | 57.39 | 55.41 | ---- | ---- | 50 | 40 |
| 証券口座 | 33.82 | 34.06 | 33.15 | 33.68 | 31.95 | 32.72 | 32.01 | プレ投資 | 現金調整用 | 30 | 20 | ||
| 現 物 | 26.16 | 26.17 | 25.38 | 26.51 | 24.46 | 24.67 | 23.40 | コア投資 | 超長期保有 | 20 | 20 | ||
| 4 | 暗号資産 | 仮想通貨 | 7.09 | 6.62 | 7.08 | 7.64 | 9.85 | 9.44 | 10.02 | 15%以内 | 中長期保有 | 10 | 10 |
| 5 | 現 金 | 法定通貨 | 2.34 | 2.77 | 3.20 | 4.19 | 6.59 | 5.83 | 7.09 | 5%以上 | 含む生活費 | 5 | 5 |
2026年 資産取崩し戦略(老後計画)
今までは、主に資産形成並びに資産運用に関する戦略を考えてきました。しかしながら、再任用の残り期間も1年弱となり、資産取崩しの戦略を考え始める時期がきたと思います。
その上で、一番重要になる点が、いつまで、どのように働くか(賃金収入を得るか)と、年金の受給開始をいつにするかです。この点をはっきりとすることが、資産取崩しの基礎になると思います。
| 働き方 (期間) | 非常に迷っています。ただし、基本方針は、65歳で再任用期限が切れたならば、 「働かない」ことを考えています。もしかしたら、非常勤講師や、その他の アルバイトを行う可能性もありますが、それはあくまでも必要な時です。 |
| 年金 受給 | 年金受給は、標準的な「65歳」からを考えています。 |
上記のような前提で、以下に示すような資産取崩しを考えたいと思います。もし、上記の前提が変わった場合は、再度、考え直す必要がでてくると思います。
ある動画を見たとき、お薦めの資産取崩しの順番が示されていました。ただし、私個人用に項目を追加して、アレンジしました。
| 種 別 | 具体的名称 | 個人的な状況 | 個人的な対応 |
| 課 税 | ・個人年金 ・公的年金 | ・なし ・支払い | 65歳受給開始 |
| ・特定口座(証券) ・貴金属他(証券) ・貴金属(現物) | ・なし ・保有 ・保有 | 全て売却➡NISA(済) 取崩し対象(適宜) 相続等 | |
| 非課税 | ・預貯金 | ・生活資金 | 残高管理 |
| ・iDeCo ・企業型DC | ・なし ・なし | ||
| ・NISA口座(証券) | ・積立 | 70歳以降・取崩し |
個人的なストーリー(65~70歳)
| 種 別 | 具体的名称 | 個人的な対応 | 行動 |
| 課 税 | ・公的年金 | 65歳受給開始 | 受取 |
| ・貴金属他(証券) | 取崩し開始(適宜) ・貴金属(税金等考慮) ・債券、仮想通貨 | 取崩 | |
| ・貴金属(現物) | 非常時に対応 | ||
| 非課税 | ・預貯金 | 年金受給により、生活資金を確保 貴金属等を取崩して生活費の補充 | 管理 |
| ・NISA口座 | 取崩し無し(余裕なら積立) |
個人的なストーリー(70歳~)
| 種 別 | 具体的名称 | 個人的な対応 | 行動 |
| 課 税 | ・公的年金 | 受給 | 受取 |
| ・貴金属他(証券) | 取崩 ・貴金属(税金等考慮) ・債券、仮想通貨(優先的に) | 取崩 | |
| ・貴金属(現物) | 相続を考慮した対応 | ||
| 非課税 | ・預貯金 | 年金受給により、生活資金を確保 貴金属等を取崩して生活を充実 | 管理 |
| ・NISA口座 | 取崩し開始(定額 or 定率) | 取崩 |
※ 70歳になったときに、その時の資産状況に応じて、取崩し計画を立てる。
2026年 投資の基本方針(年初)
| ここ1年間の、懸念事項 [2025/12/20]作成 |
| 上記の導入でもお話したように、結果として「貴金属投資」は、現時点では成功しています。しかし、裏返しで考えれば、資産のかなりの部分が、「貴金属に依存している」とも言えます。 よく株式の暴落で言われるのが、「靴磨き少年の話」があります。これは、一般庶民が投資を話題にしたとき、その投資先の終わりを意味するという教訓です。そうした意味で、「貴金属投資」、特に「ゴールド投資」は、現状、終わりの始まりと考えることも可能です。 そうした不安を抱えながらの、2026年投資の考え方を、今一度、整理したいと思います。 |
| 対応法のジレンマ |
| 自分のことではありますが、上記のような考えで不安になることは、当然のことだと思います。本来なら、リバランスを行い、「貴金属」の総資産に占める割合を減らすべきだと思います。 その結果として、「貴金属」を売却して、他の資産に振り向けるべきだと思います。しかし、問題なのは、現時点で振り向け先が無いことです。 「現金」、「債権」、「株式」、「仮想通貨」など、どれも、魅力的な投資先ではありません。 勿論、現時点での話です。今後、状況が変化すれば、魅力的な投資先になることは分かっています。現物資産としては、「不動産」なども候補にはあがりますが、リスクを考えると、「貴金属」と比べて魅力がありません。 従って、現時点では「身動きがとれない」という、ジレンマに陥っています。 |
| 基本的な「ゴールド」に対する考え方の「再確認」 |
| 現在、投資のアセット・アロケーションとしての問題はありますが、あらためて、「貴金属(ゴールド)」の特性に関して再確認したいと思います。 投資先としての役割には、そこから「利益を得る」という目的があります。しかし、一方で「資産の保全」も、大切な役割になると思います。 そうした観点で考えたとき、「貴金属」投資は、以下に示す様々な要因に対応できる、素晴らしい「長期的な安全資産」と考えることができると思います。 ・インフレヘッジ(長期的な)としての現物資産(実質金利に注目が必要) ・通貨(円やドル)の価値棄損への対応としての現物資産 ・地政学的なリスクヘッジとしての現物資産 ・対ドルを意識した外貨準備としての資産(各国中央銀行の購入) たまたま、現時点で、貴金属が暴騰しているために暴落を恐れてしまいますが、「ゴールド」が本来持つ特性は、何も変わっていないことに気づきました。 また、上記のゴールドの上昇要因が変化する可能性もりますが、当分の間は継続しそうな状況です。場合によっては、10年~20年の長期トレンドになる可能性もあります。 |
| 今後の対応 |
| 前節で話をしたように、「貴金属」の根源的価値は、「現物資産」としての価値だと思います。他の要因による価値変化がおこりにくいことだと思います。 そこで、現在、所要している「現物資産としての貴金属」、「証券口座に所有している貴金属」を別なアセットとして、対応を考えたいと思います。 確認しておきますが、「証券口座」によっては、特性が変わることです。それは、証券口座内の貴金属に「裏付け」があるか無いかです。具体的には、「特定保管」しているかです。また、特定保管していても、現実に「現物引出し」が可能かどうかも問題になります。 今回、詳細にはこだわらずに、基本的な対応を考えたいと思います。 |
| 現物の貴金属&証券口座(現物資産扱い) |
| これらの現物資産については、基本的に、「ガチホ」で、売却の対象にはしないように考えたいと思います。それは、今後、「貴金属」の大暴落があってもです。 もちろん、資産は残すためでなく、使うためのものなので、必要なときには売却を考えたいと思います。しかし、価格変動などによる理由での売却は考えない位置づけにします。 |
| 証券口座上の貴金属 |
| さて、証券口座での貴金属の取り扱いを考えたいと思います。正直、アセットアロケーション的には、すぐにでも売却したい資産です。しかし、税金の問題や、売却資金の振り向け先の問題で、難しい状況です。 そこで、とりあえずは、このままの状況で対応したいと思います。 そして、株式や仮想通貨の暴落時には、購入資金の確保のために売却したいと思います。また、高金利の時代が訪れたならば、債券の購入を考えても良いかもしれません。 |
※ アイキャッチ画像👆は、Gemini3で作成しました。

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