2024年Q1の投資状況

投資

 最近は、新NISAの記事を中心に書いていました。ここで、改めて、新NISA以外の資産状況を書いておきたいと思います。

2024年3月

2024/03/23

 今回の話題は米国個別株投資についてです。多少の失敗談も含めてお話しします。

 わたしは、2月に米国個別株投資として、楽天証券で「Nvidia」を2株購入しました。購入を検討中、タイミングよく下落したので、そのタイミングで買い注文を入れましたが、約定価格は、下がる直前付近でした。

 「Nvidia」は、誰もが知っての通り急激に上昇しており、高値掴みをしてしまったかな?と思いました。しかし、引き続き上昇を続け、3月の多少値を下げたところで利確しました。

 利益こそ出せましたが、そもそも「Nvidia」を購入した目的を考えれば、将来性を考えてのことなので、その後の更なる上昇を見て後悔しました。買戻しも検討しましたが、同じことの繰り返しも考えられるので、今回は一旦やめることにしました。

 その後も、AIブームを受けて、非常に魅力的な個別株が目白押しになりました。これは私自身の危険な兆候と見て、自分の考えを整理して、個別株投資への執着をやめることにしました。

 具体的には、私の新NISAの投資ポートフォリオには、
NASDAQ100 ・SOX ・FANG+ (もちろん ・S&P500 ・先進国 ・全世界)
などが入っており、それらが、個別株の恩恵を受けるべく大きな口を広げています(笑)。

 ※ 最近、投資の神様と言われる「ウォーレン・バフェット」の2023年のリターンが、S&P500にアンダーパフォームしたというニュースを聞きました。書籍などで、それはある意味当然の事と感じますが、いかに個別株で長期間アウトパフォームすることが難しいか、改めて感じました。

2024/03/19

 本日の正午過ぎ、日銀の金融政策決定会合にて、「マイナス金利政策の解除」が決定された。関連記事(号外)はこちら[PDF]です。

 

2024/03/16

 新NISAの積立は、少しだけ変更がありました。それについては、NISAの記事に書いておきます。

 それでは、近況です。最近の様々な人の論調をまとめると、すぐに暴落がくるような主張は少なくなってきました。逆に、今後5~6年間は、AIバブルが起こり、ブル相場が続く見方が増えてきました。もちろん、それは大局的な見方であり、ブラックスワン的な出来事があれば、大暴落もあり得ると思います。

 そこで、私の戦略としては、心配を抱えながらもブル相場を期待して相場に留まり、このAIバブルの恩恵を享受するのが良い方法と考えています。しかし、バブルは必ずはじけるので、AI関係(特に大型AI銘柄)の決算は注意深く見守り、必要があれば撤退する勇気を持つことも大切だと思います。

 以上が株式全体についてですが、最近、仮想通貨全般が急騰しています。こちらは、今後半年から1年くらいが勝負になると思っています。

 個人的には、昨年6月頃に投資を開始して、現在、約2倍近くまで上昇しています。通常ならとっくに利確しているところですが、「BTC」の半減期、「ETH」のETF承認などのイベントに注目しながら様子を見守っています。

 その他のアセットとしては、コモディティ関係は、調子の良いものと、そうでないものにはっきりと分かれています。純金を中心とした貴金属関係はまあまあですが、天然ガスや穀物類は大きな含み損を抱えたままです。今後の反転に期待したいところです。

No.資産
分類
3/15
比率
3/1
比率
カテゴリ3/15
内訳
3/1
内訳
説明備   考中期
目標
最終
目標
1株式42.046.1東証ETF14.217.6プレ投資(現金調整用)10.00.0
2投資信託18.918.3コア資産新NISA積立30.045.0
3日本株7.17.5サテライト投資相場で売買10.05.0
4米国株1.82.7ADR(インド)0.00.0
5債券15.315.9現物12.012.5償還時→投信精神安定用5.00.0
6投資信託3.33.4プレ投資(相場暴落用)10.015.0
7貴金属25.824.8金銀プ22.221.4プレ投資(相場暴落用)15.0100
8純金3.63.4コア資産長期保有10.025.0
9その他8.66.7仮想通貨8.66.7資産の5%以内投資額で計上5.05.0
10現金8.36.5銀行口座8.36.5資産の10%以上含む生活費10.05.0
こちらのデータは正確性にかける部分があります。

 

2024年2月

 新NISAの積み立てに関しては、大きな変更はありません。[2024/02/01]

 現在の投資環境についてですが、毎度のことながら先の見えない状況です。以前は米国の経済を見ていれば、ある程度の方向性がわかりました。しかし、現在は、中国経済の衰退の程度、我が日本への資金流入、インドの経済成長と株価への反映など、多方面にみる必要があります。

 また、地政学的なリスクは、年々その深刻度を増しているので、今後の不透明さが更に増しています。従って、経済が順調に推移する場合や、破壊的な暴落が訪れる場合など、様々な場面に対応できるよう、多角的な戦略を考えています。

 それにしても、退職以前、退職時、そして、退職後も、まったく先の見えない状況が続いています。個人的には、このような状況を投資の早い段階で経験できることは、非常に勉強になり感謝しています(笑)。今後も一層慎重に対応すべく、気持ちを引き締めていきたいと思います

No.資産比率カテゴリ2/162/01説明備   考中期目標
1株式41.2東証ETF17.416.9プレ投資(現金調整用)10.0
2投資信託14.613.4コア資産新NISA積立
30万円/月
30.0
3日本株7.37.4お楽しみ投資相場で売買10.0
4米国株1.91.8ADR(インド)他
5債券19.4現物16.016.1償還時→投信
6投資信託3.43.4プレ投資(相場暴落用)10.0
7貴金属24.5金銀プ21.220.9プレ投資(相場暴落用)15.0
8純金3.33.2現物積立長期保有10.0
9その他4.8仮想通貨4.84.8資産の5%以内要リバランス5.0
10現金10.1銀行口座10.112.1資産の10%以上含む生活費10.0

 自分自身への忠告

 あえて自分自身への忠告を考えてみたいと思います。比較的安全な資産に分散して投資していることは素晴らしいと思います。しかし、退職後の投資としては、現金比率が非常に低く、フルインベストに近い状況が気になります。

 暴落対策は、考えているようですが、暴落がどのような形で訪れるかわからないので、様々なパターンを想定しておくことも大切だと思います。

 

 幾多の変遷を経て、新NISAの基本計画(ポートフォリオ)も決まりました。ここでは、できるだけ、新NISA以外のことに触れたいと考えています。

 とは言え、投資の主軸が新NISAである以上、他の資産とも無関係ではないので、まずは、新NISAの全体像を簡単にお話しておきたいと思います。

 結論として新NISAでの「投資信託」が、今後の私の、メインの資産になってくると思います。ここで、概要を下記にまとめておきます。

 新NISAにおいて、積立投資枠・成長投資枠の年間360万円の枠をフルに使って、投資信託に満額投資をしていこうと思います。とは言え、金額が高額なので、積立期間は2年間が限度だと思います。旧NISAの「つみたてNISA」80万円と合わせて、800万円の投資元本になる予定です。

 運用は、20年程度(85歳で終了)を見込んでおり、10年後(75歳)から取り崩しながら運用する予定です。

 ポートフォリオに関しては、数回の変更を行いました。最も大きな変更は、積立額が10万円/月から30万円/月に変わったことです。詳細はTOPページを見ていただくとして、投資信託の概要は、「全世界」が10万円、「S&P500」が10万円、その他が10万円になります。

 TOPページでも書きましたが、2023年末、そこそこ手持ち資産の含み益が膨らみ、今後の上昇を期待しながらも、あえて、欲張らずに利益を確定しました。そこで得た現金が、新NISAの積立資金になります。(利確前は、月10万円を積み立てる計画でしたが増額しました)

 この積立資金は、現金で保有せずに、株式と純金を同額購入して取り崩す「プレ投資」に資金を入れました。今後の相場は誰にも読めませんが、どちらに動いても、ある程度の対応ができる状況を作りました。

アセット
目標比率
全体
比率
      詳     細詳細
比率
口座
種別
参考
比率
株 式
55.0
38.2東証上場ETF(短・中期)【プレ投資】
日本株(短・中期)
米国株(短・中期:含むADR)
投資信託(長期運用)
17.1
6.2
1.8
13.1
NISA
特定
61
債 券
10.0
16.0ドル建:米国債・社債
新興国通貨建:債権
円貨建:インド債
13.6
1.4
1.0
特定 5
純 金
20.0
23.8純金積立(長期保有)
投資用【プレ投資】
2.9
20.9
特定 3
現 金
10.0
16.8投資資金(積立用)
退避資金
生活資金(非常用は設けない)
銀行 12
その他
5.0
5.2仮想通貨(資産の5%程度)特定 2
不動産[31.0]一軒家(評価額) 11
年 金[7.8]支給年額 6
目標比率」は、当座の目標になります。
比率」は、2024年1月12日(新NISA購入後)の評価額によるものです。
参考」は、米国の超富裕層の資産割合です。私の場合、不動産年金は除外しています。

 上記のアセットアロケーションは、昨年のそれと比べれば一目瞭然ですが、株式の割合が著しく減っていると思います。これは、昨年の年末、主に特定口座の株式(上場ETF)の含み益を利確して、現金化したことが原因です。今後、新NISA投資信託の購入(積立)により、株式の割合が徐々に増加する予定です。

(補足)

 当初、利益確定(資産の売却)については、投資資金が必要になるまではしないと考えていました。しかし、2023年末が、利益確定に適切な時期と判断し実施しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました