前回の事業計画書を改善して、更に、外部提出できるようにリメイクしたものです。
Kakuma Business Plan
事業計画書（リメイク版） ［表紙］
事業所名：KAKUMA
代表者：角間 孝雄
所在地：栃木県栃木市大平町富田314-65
設立形態：個人事業主（将来的に法人化予定）
設立予定日：2027年4月1日
資本金：2000万円（自己資金）
1. 事業概要 ［以下本文］
本事業は、自己資本を基盤とした資産運用を出発点とし、堅実な運用実績を積み重ねながら、将来的に金融教育や投資助言サービスへと展開することを目的とする。
目的
- 安定的な利回りの確保（4〜6%を目標）
- 中長期的な資産成長
- 運用ノウハウの蓄積と社会還元（教育・助言サービス）
ビジョン 「堅実な資産運用を礎に、金融教育・助言サービスを通じて地域と社会に貢献する」
2. 事業内容
- 自己資金による投資運用
- 投資信託、株式、債券、ゴールド、仮想通貨（BTC等）
- 中長期のポートフォリオ運用（分散投資）
- 一部短期トレードによる収益機会の追求
- リサーチ・分析事業（中期展開）
- 市場動向レポートの作成
- 個人投資家向けの学習コンテンツ発信
- 付帯事業（長期展開）
- 金融リテラシー教育（セミナー、教材開発）
- 投資支援アプリ・ツールの開発・提供
3. 市場性・競合分析
- 市場性：金融庁調査によれば、日本の個人金融資産は約2000兆円、そのうち投資比率は低水準。金融教育や投資助言市場の成長余地は大きい。
- 競合：証券会社（大手オンライン証券等）、IFA（独立系ファイナンシャルアドバイザー）、教育系YouTuberや書籍。
- 差別化：自己資金運用に基づく実績、地域密着型サポート、小規模投資家に特化した実践的コンテンツ。
4. ターゲット顧客
- 初心者〜中堅の個人投資家（30〜60代）
- 中小企業経営者の資産形成ニーズ
- 学生や若手社会人向けの金融リテラシー教育
5. 収益モデル
- 短期（1〜3年）
- 自己資金運用益（年80〜120万円） ※かなり低く見積もっています
- 純利益：約40〜80万円
- 中期（3〜5年）
- 投資レポート配信（月額課金）
- 教育コンテンツ（セミナー、オンライン講座）
- 年間売上目標：200〜300万円
- 長期（5〜10年）
- 外部資金導入による運用拡大
- 投資支援アプリの提供（サブスク／利用料）
- 年間売上目標：1000万円以上
6. 収支計画（概算）
単位：万円
| 年度 | 資本金 | 運用利回り | 運用収益 | 経費 | 純利益 | 累計資産 |
| 2027 | 2000 | 5% | 100 | 40 | 60 | 2060 |
| 2028 | 2060 | 5% | 103 | 40 | 63 | 2123 |
| 2029 | 2123 | 5% | 106 | 40 | 66 | 2189 |
| 2030 | 2189 | 5%+200 | 310 | 80 | 230 | 2419 |
| 2031 | 2500 | 6%+外部資金 | 510以上 | 150 | 350以上 | 3000以上 |
7. 資金計画
- 初期資金：2000万円（自己資金）
- 資金使途：投資運用資金、情報分析ツール費、通信費、教育事業立ち上げ費用
- 将来的に：外部資金導入、補助金・助成金の活用
8. リスクと対策
- 市場変動リスク：分散投資・年1〜2回リバランス・最大▲30%損失対応ルール
- 法規制リスク：投資助言業登録・専門家相談
- 技術リスク：アプリ開発は段階的に実施（外注＋内製）
- 税務リスク：顧問税理士を活用し、法人化移行も計画的に
9. 将来展望・マイルストーン
- 短期（2027〜2029）：自己運用実績の積み上げ
- 中期（2030〜2032）：法人化、投資助言・教育事業本格化
- 長期（2032以降）：外部資金運用、アプリ開発、地域金融教育事業展開
10. まとめ
本事業は、自己資本を基盤とした小規模資産運用から出発し、堅実な成果をもとに金融教育・助言サービスへ拡大していく計画である。社会的意義を持ちながら、持続可能な収益モデルを構築し、地域と社会に貢献することを目指す。
添付資料
資料１ 資金運用計画
| 初期運用資金 | 2000万円 |
| 投資配分 | 詳細なポートフォリオは、内部資料にて管理 株式 投資信託 25～30％ 長期 日本株 適宜 米国株 適宜 債券 現物 00～10％ 償還時購入なし コモディティー ゴールド 40～45％ 中長期 暗号資産 仮想通貨 10～15％ 中長期 流動資金 現預金 10～15％ |
資料２ 経費支出計画
| 取引コスト（証券会社手数料等） 年間10万円 情報・分析ツール利用料 年間10万円 通信費・事務費 年間20万円 合計 年間40万円 ※ 税金等は考慮していません。 |
資料３ 取引先・販売先
| 取引先 | 現時点：自己資本運用のみのため、顧客取引なし 将来 ：個人投資家・法人向けに情報提供や助言サービスを検討 |
| 金融機関 | 取引銀行 ：SBI新生銀行、楽天銀行 証券会社 ：楽天証券、SBI証券、GMOクリック証券、マネックス証券 仮想通貨取引所：GMOコイン、bitbank |
資料４ 代表者の経歴
| 氏 名 | 角間 孝雄 |
| 年 齢 | 64歳（2025年） |
| 職 歴 | 教員 工業（情報技術、電気、機械、電子情報） 資産運用歴 10年 投資ポートフォリオ設計・管理の実績あり |
| 資格・ スキル | 日商簿記２級、情報技術（旧２種）、プログラミング、金融知識、 AIによる実践（画像認識、音声認識、統計解析） 第１種電気工事士、電験３種、危険物他 |